飛騨古川日記

古都、飛騨古川への移住と古民家改修の記録

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

DAY28-30 改修計画のポジティブな変更

この2、3日で改修計画がかなり変わることになった。もともと2物件があり、当初こちらに来る前はY家(↓)の改修に先に着手するはずだったのだが、実際に現地に引っ越して来て、両方の物件で生活してみて、考えが変わった。 Y家は立地的には観光の中心地に近く素…

DAY27 男性脳と女性脳と内助の功

日曜の朝は美味しいクロワッサンでスタートした。ご近所さんお薦めの週末だけパン屋さんに連れてって頂き、色んな種類のクロワッサンやシナモンロールなど買い込む。たまの贅沢な時間。 その後、ワンコのウンコによるちょっとしたトラブルが発生したが、チー…

DAY25-26 飛騨に戻って参りました

T氏のトラックと私の軽自動車に荷物とワンコをギューギューに詰め込んで、東京から飛騨古川へようやく戻って来た。おかしなもので30年以上暮らした世田谷の実家より、もう気持ち的には古川がホームタウンになっているらしい。まぁ、まだ冬の厳しさを経験して…

DAY23-24 歳を取ったら痩せてはいけないという話

東京滞在最後の日は母の付き添いで病院へ。3種類の検査を受けて3時間くらいかかったけど、そんなに深刻な状況ではないことが分かり、家族全員ひと安心…するとともに、ではなぜ?という疑問も多少湧き上がる。診察の最後にクリニックの先生から、とにかく痩せ…

DAY21-22 家族と離れてみて思うこと

気圧の関係なのか体調のせいか不明だが、今日は恐ろしく眠くて、朝ごはん食べて気づいたら眠っていて、昼ごはん食べて気づいたらまた眠っていて、鍼灸の予約時間30分前だと気づいて慌てて化粧もろくにせず飛び出して行く始末。もちろん鍼灸でも終始うとうと…

DAY20 日曜らしい過ごし方

午前も午後も会いたかった友人との時間に。 午前中に会った友人はもともとママ友だったけど、今はお互い子どもの話は最初の挨拶程度で(笑)、むしろ私達自身の新しい発見や挑戦の話を共有しては笑ったり泣いたりしてる。自分の中にしばらく眠っていた本当の自…

DAY18-19 住めば都というにはまだ早すぎる

帰京3日目…そろそろ飛騨に戻りたくなっていて、朝イチで戻りの日程をT氏と相談する。冷蔵庫もなくお湯も出ない、それに加えてプライベート皆無のあの家が既に懐かしいとは、どういうこと?それともやること満載で椅子に座る時間すらろくにないあの生活が、な…

DAY16-17 久々の世田谷ライフを満喫している

3連休あけの火曜日、チーム全員で東京に一時帰京することに。2週間ぶりの実家だ!温かい風呂だ!ベッドだ!行くぞー!と張り切っていたのだが、何を勘違いしたのか1人、朝の散歩中に別の意味で張り切りすぎて異様な風貌になってしまった輩が…オーマイガッ!…

DAY15 可愛げのある女になりたい

美味しいパンやワンコ達の可愛らしさや飛騨古川の美しい景色の力を借りて、どうにかこうにか冷戦脱却の兆しが見えてきた今日この頃。 「可愛げ」ということについて真剣に考えてみた。可愛げ…なるほど…53年間生きてきて縁がない言葉だった。否、「可愛げがな…

DAY14 濃すぎる日曜日からの二日酔いの月曜日

濃い…あまりに濃すぎる日曜日だった。 午前中は、飛騨古川の町並み保存に長年心血を注がれてきた設計士の方とじっくりお話しする機会を頂き、我が家のファサードをどう改修するかに始まり、車歩分離や商店街活性化のアイデアを交換し、屋根の融雪装置の計画…

DAY12-13 再び冷戦開始の巻

気持ちよく早朝の全員散歩してたはずが、またぞろくだらない口論からほぼ終日目も合わせず必要事項以外口もきかない冷戦状態に。こんなことばかりしてて大丈夫なのか、我々は。友達にLINEで愚痴ったら、若い証拠と慰め(?)られる。 でも、怒りながらも仕事は…

DAY11 熟睡できる時間の確保が超重要課題だと気付いた日

今朝はT氏とワンコチームが合流してから初めて朝6時まで誰にも起こされず安眠できた!理由は至ってシンプルで、昨日、寝室としている和室の建具を全部閉めて寝たから。今まではワンコ達の居場所としている元理容室店舗だったスペースとその奥の和室(寝室)…

DAY10 素晴らしい秋晴れの日に全員で散歩した

忙しい1日だった。 朝3時にワンコから散歩の催促に起こされるT氏の絶望感をうっすら感じながら爆睡を続け、6時頃に起き出し朝ごはんの用意。 片付け、掃除などしながらコーヒー飲みつつミーティング。 一昨日のデュシャンもどきをようやく撤去してくれること…

DAY9 高山祭1日目とウブドと古川と

今日が秋の高山祭の1日目だということを今朝になって知った。教えてくれたのは今朝お近づきになれた近所に住む方。その方によると古川の人は古川祭が一番!という自負があるから高山祭には行かない人が多いらしく、彼女も行ったことがないという。私も人混み…

DAY8 マルセル・デュシャン的な悲劇、或いは喜劇による僅かながらの変化

昨日の冷え冷えした空気をまだ引きずったまま、がしかし、工事期間中の3食の用意は私の重要な任務なので、起き抜け白米4合を研ぎ、卵4個を割って卵焼きの用意をする。エノキの味噌汁も作る。T氏がワンコ散歩から戻ると同時にいい具合にご飯が炊き上がる。一…

DAY6-7 別の蔵で過ごしながら書いている

移住生活がスタートしてようやく1週間が経った。移住3日目で電気が開通し、新品のウォシュレット付トイレが使えるようになって、水もなんとか使えてはいるが、相変わらずお湯は出ないし風呂も洗濯機も冷蔵庫もなく、カセットコンロ1つと温泉通いでなんとか凌…

DAY5 保護犬と暮らすということ

早朝コーヒーを飲みつつミーティングし、今日、明日は土日だし工事はせずにまずは必要な打合せや着工準備をして身体は休めようと決まる。とはいえ、ダットサンに積んでいる材木のうち何本かはどうしても今日降ろしておきたいというT氏。 こんな立派な楡とト…

DAY4 古川祭と(仮称)電気引き込み棒

昨夜は、力尽きるまで、だなんて威勢の良いこと書きながら、早くもその力が尽きそうで焦っている移住4日目の夜。 北海道から丸3日半かけて遠路はるばる来てくれた助っ人達は、ようやく布団(或いは揺れない地面)の上で眠れる嬉しさか、18時すぎには全員深い眠…

DAY3 とりあえず力尽きるまで毎日書くことにしてみた

今朝インスタのリールなるものをよく確認もせず初投稿したが、そのくらい中部電力の高所作業車3台がうちの前に停まった瞬間の私のテンションはやばかったと思う。 あゝ電気…愛おしい… とか浮かれていたら、午後に開通確認に来てくれた電気屋さんが我が家を見…

DAY2 土蔵で寝てみて考えた

昨夜は、ブルーシートの上に布団敷いたゼロ日目よりよく眠れた。やはり畳は良い。 実は、Y家もS家も土蔵造り。S家はかつて理容室だったため外観は洋風だが、実は明治築の土蔵。(こちら↓S家) Y家も車庫部分は木造で増築してるが、板壁で保護されてる右手本体…

DAY1 希望の穴

昨夜17時すぎにバックミラーが全く見えないほど荷物満載の車で飛騨古川に着いた。さてどこで寝るか…。53年間のあいだに父から教わった人生訓の中で最も深く心に刻まれたこと、それは、寝床を作る前に酒を飲むなかれ、ということ。 かつてそんな大切なことを…