飛騨古川日記

古都、飛騨古川への移住と古民家改修の記録

DAY25-26 飛騨に戻って参りました

T氏のトラックと私の軽自動車に荷物とワンコをギューギューに詰め込んで、東京から飛騨古川へようやく戻って来た。おかしなもので30年以上暮らした世田谷の実家より、もう気持ち的には古川がホームタウンになっているらしい。まぁ、まだ冬の厳しさを経験してない軟弱な都会者の戯言かもしれないが。

真っ暗な中、家の前に車をつけて身の回り品だけ搬入していると斜め向かいのご近所さんが「お帰り~!灯りがついてて嬉しくなったよ!」と元気に声をかけてくださる。こちらこそすっっごく嬉しくなった。

翌日は朝から荷下ろしと片付けし、作業場にテーブルや時計を設置するとだいぶ居心地がよくなってきたので、そのまま改修工事の工程についてミーティング。まずは水回りの仮設工事を優先的に来週から行ない、日常生活に支障なきようしてから、店舗部分、つまり今作業場にしている元理容室スペースを来月末までに解体することに。せっかく居心地よくなってきたこのスペースともあと1カ月弱でお別れか…ちょっと寂しい。

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午後は予約している薪ストーブの内金をお支払いするため「薪ストーブのBee」を再訪。まぁ、そんなことはどちらかと言うと大義名分であって、我々2人の本音はとにかくBeeさんのあのCozyな空間とご夫婦とに癒されたかったのではないかと思う(笑)。

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ほんの1週間でグッと冷え込んできた飛騨にいると、薪ストーブの炎がなんとも心強い。大きなワンコ達も同じ気持ちだったらしく、神経質なデビッドまで気づいたら床でゴロンと寛いでいた。

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T氏がご主人と煙突やら屋根やらの技術トークに熱中している間、わたしは奥さんに店舗改修案をお見せし、地元の美味しいものや作り手さんのことなどお聞きしてアイデア膨らませる。

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色々お話ししてるうちに、なんと私が15年勤めたH.P.FRANCEという会社と奥さんとは、以前取引先の関係だったことが判明!Serge Thoraval やJamin Puecheなどのアクセサリーやバッグを奥さんのショップで扱っていたとお聞きし、懐かしい〜!とか、きゃいきゃい女子会みたいなノリで盛り上がった勢いで、来週近くの林檎農家さんの自家製アップルパイを買いに行くのに便乗させてもらうお約束に。頂いた林檎は翌朝さっそくフライパン焼き林檎にしたらT氏が大喜びしてくれた。コレ息子の大好物なんだな…。昨日別れたばかりなのに思わず懐かしくなってしまう。元気で頑張れ。お母さんも頑張る。そのうちこっちに林檎食べにおいでね🍎

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